カートは空です
プラモデルキット
シャープな艦形が魅力の1艦
1/350スケールで第二次世界大戦のドイツ海軍駆逐艦Z-31を再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
実艦について
ドイツが第二次世界大戦前の1936年度計画で建造を進めたZ-17型、Z-23型駆逐艦に続いて建造を進めたのがZ-31型でした。
1939年に第二次世界大戦が勃発したことで当初の予定を変更して急遽Z-23型を踏襲する形で計画が見直され、1940年から同型艦7隻が起工され、42年から43年にかけて就役したのです。
その中の1番艦がZ-31で、1940年9月にデシマーク社で起工、1942年4月に就役しました。
基準排水量約2600トン、全長は127m、48口径の15cm砲を主砲に採用し、21インチ4連装魚雷発射管2基などを装備していました。1943年9月には戦艦テルピッツ、巡洋戦艦シャルンホルストなどとともにスピッツベルゲン島攻撃に参加したほか、1944年にはノルウェーからのそいつ軍部隊撤収を支援。その後バルト海でイギリス海軍艦艇との戦闘で損傷するも、終戦まで生き残り、ドイツ海軍の駆逐艦として活躍したのです。 戦後はフランス海軍でマルソーの名前で使用され、1958年に解体されました。
モデルについて
モデルはドイツ海軍駆逐艦Z-31を1/350スケールで再現。駆逐艦ならではのシャープな艦形の船体パーツは艦底まで再現したフルハル状態と喫水線から上の部分を再現して洋上に浮かぶ姿の2タイプを選択して組み立て可能。しかも、組み立てやすさと高い再現性を両立させたスマートキットモデルです。 仕上がりの全長は約36cm。駆逐艦ならではのシャープなスタイルを存在感たっぷりに楽しんでいただけます。 デッキから上の上部構造物も艦橋や煙突、マストなどシャープなパーツ構成で再現。 兵装類も主砲の38口径15cm砲砲塔をはじめ、2基の4連装魚雷発射管、対空機関砲などがデッキを埋めて緊張感を伝えます。 艦尾甲板には計10個の機雷が搭載されるのも駆逐艦ならではです。また、広範囲にわたるエッチングパーツで仕上がりをさらにグレードアップ可能。 1/350スケールならではの充実感あふれるモデルです。
同じスケールで同型艦のZ-32やZ-38、Z-39も揃っています。作り揃えたり、違いを比べてみるのも楽しいでしょう。
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