1/35 プラスチックモデルキット
1930年代、ヨーロッパ各国では多砲塔戦車こそが将来の戦車だと考えられていました。ドイツでもラインメタル社とクルップ社の二社によって、「新型車輌」を意味する「ノイバウファールツォイク」は開発されました。
最初にラインメタル社で2輌、続いてクルップ社で3輌の合計5輌が製造され、後者は1940年の北欧侵攻の際にノルウェー戦で実戦投入されました。
主砲塔には7.5cm KwK戦車砲と3.7cm KwK戦車砲が並列に搭載され、さらにMG13 7.92mm機銃も装備されていました。
前後の副砲塔にも7.92mm機銃が装備され、強力な火力を持つ戦車として期待されましたが、高い機動力を求められる電撃戦のコンセプトには相応せずこれら5輌が製作されたのみとなりました。
しかし、多砲塔ゆえの威圧的外観はその後ドイツ軍のプロパガンダに利用されるなど存在感を発揮したのです。
AFVファンのキット化希望アイテムとして常に話題となりながらも、インジェクションキットされてこなかった、ドイツ戦車最後の大物「ノイバウファールツォイク多砲塔戦車」が遂にサイバーホビー グリーンボックスからメジャーデビュー!
ノルウェー戦に実戦投入された、AFVファンが最も待ち望んだ量産型でのリリースです。
サイバーホビーの徹底したリサーチと最新の金型技術により、正確かつ精密に再現された部品の数々。しかも複雑な形状を持つ砲塔や車体などにはスライド金型を多用することで、部品の一体化が進められ作りやすさも兼ね備えています。
マーキングは3,4,5号車のいずれかを選択して製作可能。もちろんあの有名な象のマークもデカール化。デカール印刷はカルトグラフです。ボックスアートは巨匠 ロン ボルスタッド氏書き下ろし。ノルウェーの大地を進むノイバウファールツォイク多砲塔戦車が重厚感たっぷりに描かれています。AFVファンの長年の夢をかなえる時が今訪れたのです!
- 特異なノイバウファールツォイクの形状を見事に再現
- 7.5cm KwK戦車砲、3.7cm KwK戦車砲も再現
- 正面の機銃は上下に可動
- 砲塔は任意の角度で旋回可能
- 副砲塔横のハッチは開閉を選択して製作可能
- 機関銃が装備された副砲塔
- リアルなU字牽引フック
- ベンチレーターはエッチングパーツを使用
- 複雑な形状の車体上部はスライド金型を使用
- 車体下部のディテールも再現
- スライド金型を使用した主砲塔
- アンテナもパーツ化
- 正確に再現された排気装置
- エンジンデッキも精密に再現
- 表裏ともに精密感あるディテールが施されたサイドフェンダー
- 細かなモールドが施され薄く成形されたフェンダー
- OVM類もパーツ化
- 正確に再現されたスプロケットホイール
- 誘導輪のディテール
- 精密な38cm連結履帯
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