プラスチックモデルキット
コード:4545782028706
ドイツ対戦車自走砲の始まりを作る!!
第二次世界大戦でドイツ軍が開発、配備した対戦車自走砲、I号4.7cm対戦車自走砲を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
【実車について】
第二次世界大戦初期、1940年から41年にかけて約200両が生産されたのがI号4.7cm対戦車自走砲です。
1939年当時、旧式化し始めていたI号戦車の車体を利用し、対戦車砲を搭載した自走砲の開発が検討されました。車体はI戦車のB型の車体を利用。砲塔を取りはずした後にオープントップの戦闘室を設け、そこに4.7cm対戦車砲を搭載していました。
4.7cm砲は1939年に併合されたチェコのシュコダ社が開発した砲でドイツ陸軍が4.7cmPaK(t)として制式化したものでした。1940年5月のフランス侵攻作戦で独立戦車駆逐大隊に配属されて実戦デビュー。その時の活躍が評価されて追加生産計画されるとフランス戦での経験を活かして戦闘室が大型化されるなどの改良が施されたのです。
4.7cm対戦車自走砲はその後、北アフリカ戦線や東部戦線などで1943年頃まで活躍を続けたのです。
【モデルについて】
第二次大戦で数多く開発配備されたドイツの対戦車自走砲の最初の車両として活躍したI号4.7cm対戦車自走砲を再現。
このモデルでは戦闘室を大型化する前の初期生産型をモデル化しています。I号戦車をベースにオープントップの戦闘室を設けて4.7cm砲を搭載したメカニカルなスタイルを詳細に再現。戦闘室を形作る装甲板は5角形の形状をスライド金型により一体成型で前期生産型の特徴もしっかりと押さえてモデル化しています。
装甲のエッジ部分はドラゴンのレーザーエッジテクノロジーで実車の厚みを表現。車体上部、エンジンデッキは複数パーツで初期型の形状、ディテールを正確にモデル化。エンジンハッチは開閉が選択可能で情景作りの設定も広がります。
また、エンジンデッキ上の荷物搭載バケットパーツにはエッチングパーツをセットするなど、繊細な仕上がりです。オープントップの戦闘室には4.7cmPaK(t)をメカニカルにモデル化。砲尾、砲架なども詳細にモデル化された仕上がりはメカニカルな魅力十分。オープントップ車両ならではの楽しみです。
車体は独特な形式のサスペンションをはじめ、操縦席コンパートメントなどの再現も充実。室内には砲弾ケースも再現されています。
マーキングは第521猟兵大隊をはじめ、計7種のマーキングをセット。
同じI号4.7cm自走砲では後期生産型もモデル化されています。作り揃えてみるのも興味深いでしょう。
【主な特徴】
■I号戦車をベースにオープントップの戦闘室を設けて4.7cm砲を搭載したメカニカルなスタイルを詳細に再現
■装甲のエッジ部分は実車の厚みをしっかりと表現
■エンジンハッチは開閉が選択可能
■車体上部、エンジンデッキは複数パーツで初期型の形状、ディテールを正確にモデル化
■マーキングは第521猟兵大隊をはじめ、計7種のマーキングをセット
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