1/35 プラモデルキット
コード:4545782034417
この存在感!作る価値あり。
第二次世界大戦末期、ドイツ軍が開発した重量100トンを越える重戦車マウスを1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
【実車について】
主砲に128mmを搭載し、副砲に75mm砲を装備、前面の装甲厚は240mm、全装備重量はなんと188トンにも達した重戦車がマウスです。
第二次世界大戦中の1942年に開発が開始され、砲塔はクルップ社が、車体をポルシェ博士が手がけて進められました。駆動には発電用のエンジンと走行用のモーターを組み合わせたハイブリッド方式を採用。その重量を支える履帯は幅が110cmにもなり、結果として車体下部は幅が1mにも満たない細いものとなっていました。砲塔だけでも中戦車並みの重量があったマウスは専用エンジンやサスペンション開発に問題が生じるなどで難航。1943年末にダミー砲塔搭載の試作1号車が完成、1944年には完成した砲塔を搭載した試作2号車が完成にこぎつけます。しかし、ときすでに遅く、完成したのは試作車両2台にとどまり、実戦での活躍は果たせないまま終戦を迎えたのです。
試作の2両はソビエト軍に接収され、現在ではそのうちの1両がクビンカの博物館に収蔵されています。
【モデルについて】
第二次世界大戦のドイツ軍戦車最大の大きさを持つマウスを1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
車体全長約25cm、幅約10cm、砲塔だけでも長さ約13cm、幅8.5cm、高さ約3.5cm、履帯も幅約3cmに達する仕上がり。見るからに重量感溢れるスタイルは1/35スケールでも他を圧倒する存在感を楽しんでいただけます。また、サスペンションの形状や外観に比べて極端に狭い車体下部など、独特な構造も理解できることでしょう。
履帯は一部一体化したパーツも採用した連結組み立て式を採用し、組み立ても手軽で重量感ある仕上がりです。試作2両のみに終わったマウスですが、その巨体はミリタリーファンには1作の価値十分。他の戦車との作り比べ でそのサイズもいっそう際立つことでしょう。
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