プラスチックモデル
コード:4545782085297
【実機について】
1958年の1月19日に試作機、T1F2は無事初飛行に成功。1959年、オルフェース・エンジン搭載型はT-1Aとして制式化され量産が決定します。
1960年9月に最初の量産機が納入されたT-1Aは主に第13飛行教導団に配備され新たなパイロットの育成にその力を発揮したのです。
第二次大戦後日本で開発された初のジェット練習機がT-1です。航空自衛隊は戦後のパイロット育成のプログラムで必要な中等練習機用としてのジェット機を必要としていました。
そこで国産のジェット練習機開発を決断。富士重工業によって開発された機体はタンデムレイアウトのシート配列を持ち、主翼には後退翼を採用するなど、意欲的な設計が行われました。試作1号機は1958年に初飛行に成功。
さらに、国産ターボジェットエンジン、J3が完成。石川島播磨重工業での量産がはじめられるとT-1のエンジンも国産のJ3に転換。
このエンジンを搭載したT-1はT-1Bと命名され、1962年から63年にかけて20機が生産、配備されたのです。
【商品について】
航空自衛隊で運用された国産ジェット練習機、T-1Bを1/72スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
後退翼を採用し、タンデムレイアウトの複座を採用したコクピットなど、特徴ある機体形状、デザインを仕上がり全長約168mmで再現。
パネルラインなどに加えて脚やコクピット内部などのディテールも詳細にモデル化。日本の航空史に欠かすことの出来ない1機をその手で組み立てていただけます。
このキットでは国産エンジンを搭載したT-1Bをモデル化。
導入初期、無塗装ナチュラルメタルだった機体は1965年頃から塩害を防ぐために全面ホワイトの塗装を施されました。モデルはホワイト塗装時代を再現します。
マーキングは1965年頃の第13飛行教育団(芦屋基地)から2機と1985年の実験航空隊(岐阜基地)857号機のマーキングをカルトグラフ社製デカールで再現。
【主な特徴】
■1/72スケールで航空自衛隊のジェット練習機、T-1Bを再現
■仕上がり全長は約168mm
■後退翼を採用した機体形状を正確にモデル化
■ホワイト塗装の機体のマーキング、3種を再現
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