プラスチックモデル
コード:4545782069600
【実車について】
1950年から始まった朝鮮戦争で北朝鮮軍を支援したのが毛沢東率いる中華人民共和国でした。当初、優勢を保った北朝鮮軍でしたが韓国軍を国連軍が支援してからは形勢が逆転、そこで中国は正規軍ではなく義勇軍として人民志願軍を創設、北朝鮮の支援を行ったのです。
彼らの運用した戦車の一つが第2次大戦末期にソビエトが開発したJS-2でした。ドイツのティーガーI型戦車に対抗するべく開発が進められ、122mm砲を搭載。Zh.Ya.コーチン技師を中心とした第2特別設計局(YKB-2)によって開発され、1943年12月から生産が開始されました。車体長6.7m、幅3m、車体重量46トンの車体は車体上部と砲塔に鋳造パーツを使用。主砲は43口径122mm戦車砲D-25Tを搭載。1944年4月には車体形状を改良するなどしたタイプが登場。モディファイを意味するロシア語の頭文字、「m」を
付けたJS-2mと呼ばれます。車両の一部は中国にも供給されたと言われ、朝鮮戦争でその力を発揮したのです。
【モデルについて】
モデルは朝鮮戦争で義勇軍として戦った中国の人民志願軍のJS-2mを1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
JS-2mの中でもUZTM車体下部を採用したタイプをモデル化しています。実車の持つ重量感を車体や砲塔の鋳造肌の質感の表現でリアルに再現。加えて122mmの主砲は1/35スケールでも11cmにもなり、その力強さを伝えます。
キューポラのハッチは開閉選択可能。砲塔周囲の手すりなども細かく再現されています。車体上部はエンジンデッキのエアインテークスクリーンやラジエタ・エキゾーストエアグリルもシャープにモデル化。また、車体下部も別パーツで再現されたサスペンションアームやロードホイール、アイドラーホイール、スプロケットホイールなど、立体的な仕上がり。リターンローラーは軽量化穴を備えたパターンもしっかりと表現。重量感あふれる仕上がりが足元のリアリティを高めています。
マーキングは中国人民義勇軍の車両を再現。朝鮮戦争が始まって70年の2020年、作っておきたい1台です。
【主な特徴】
■中国の人民志願軍が朝鮮戦争で使用したJS-2mを1/35スケールで再現
■砲塔や車体の鋳造肌の質感もリアルに表現
■サスペンションアームは別パーツで足回りも立体感溢れる仕上がり
■マーキングは中国人民義勇軍の車両をデカールで再現
パッケージサイズ:245×380×70mm
完成時サイズ:全長 約283mm
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