熱狂のスロットカー

ホビコレの倉庫をうろついていると、珍しいキットに遭遇することがある。別に古いキットというわけではないが再販キットなどで懐かしい出会いがあったりするのである。AMTが再販したスロットカーもそんなキットのひとつだ。
スロットカーをご存じない方もいるかもしれない。爺が小学生のころ大流行した。ご存知の方には説明するまでもないだろうがモーターで走る自動車の模型である。ただ走るのではなく溝が切られたコースにモデルから出ているガイドをはめて走らせる。モデルはコースの溝に沿って走っていく。コースの溝の両脇に電線が張りこまれ、モデルに装着されたブラシがこの電線に接触して電気が流れ、モーターが駆動する。コース脇の操縦席で手元のコントローラーを操作し、電気を流す量を調節してスピードをコントロールする。速すぎればカーブでコースをはずれ、遅ければタイムが出ない。レースの勝敗は指先の操作にかかっているのである。その緊張感は小学生には自動車を操縦している感覚を味合わせてくれて、大ブームとなった。
家庭用のホームコースも売られ、それを持っている友達の家に集まっては遊んだ。そして、街のあちらこちらにはサーキット場もできた。大きなサーキットで走らせるのは醍醐味が違う。
残念ながらその異常なまでの人気から小学生の出入りは禁止され、あっという間にブームは去った。
もちろん当時は日本メーカーのキットしか手に入れられなかったが、AMTキットの金属シャシーなどを見るとあの頃の愛車が思い浮かぶ。恐る恐るサーキットデビューしたものの愛車はコーナーで転びまくり、恥ずかしい思いをしただけだったように記憶している。技術もテクニックも持ち合わせていないのは今でも変わらない爺である。ブログ20140404

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